リハビリへの誤解…

『リハビリ』という言葉をとてもよく耳にするようになり、ありがたいことだと思います。

でも一方で、多くの誤解が生じているなぁとも感じます。

 

『リハビリ』と聞いて、何をイメージするでしょうか?

よく言われるのは、

「歩く練習でしょ?」

「運動するんでしょ?」

「キツイものでしょ?」

等々…

 

うーーーん…間違ってはいないけど、どれも正解とは言えません。

時には「介護の仕事でしょ?」なんて言われることもあります(笑)

介護ではなく、医療なんですけどね。

 

リハビリの専門家が目指すことはただ一つ!

「患者さんの人生の質を上げること」

 

-人生において必要なことを取り戻す為の訓練-

それが我々専門家のリハビリです。

 

歩く練習も、様々な運動も、患者さんにキツイ思いをさせることも、不必要ならばやらないし、必要ならばやります。 『必要性』を判断できるかどうかに専門性が発揮されている、とも言えますね。

 

一方、世に出回っている『所謂リハビリ』とは何か?

 

『必要性』の判断を必要としない、万人に通用する体操

だと、私は思います。

 

それはそれでいいんです。みんなで楽しく体操することも大切ですから。

でも、全ての『リハビリ』が同じものだと認識されてしまうことはとても悲しいものです。

『リハビリ』と一言で言っても、目的や内容は多岐に渡ります。 このブログで、そういったことが少しでも誰かに伝われば幸いです。

はじめまして☆

初めての記事なので、簡単に自己紹介。

私は国家資格を持つリハビリの専門家です。

臨床経験約10年…まだまだ未熟ですが、数々の貴重な経験をさせてもらっています。

そんな中で感じたのは、人間がその人らしい人生を歩む為には『自由』と『幸せ』が不可欠だということ。

どうしたら患者さんが自由に幸せに生きられるか?

を、常々悩みながら働いています。

そんなことを考えながら、リハビリのこと、人生のこと、その他いろんなことについて、のんびり書いていきたいと思います。